「病気ではないけれど、つらい」
そんな女性の内なる声に、医療とは違うアプローチを。
私がアロマと出会うまで
産婦人科医として働きながら、
長年、原因の分からない体調不良を抱えていました。
検査をしても異常はなく、
「心の弱さなのかな」と自分を責める日々。
ある日、ついに身体が動かなくなり、
診断されたのは「副腎皮質機能低下症」という病気でした。
医師という仕事を一度手放し、
アイデンティティを喪失した私は、
出口のないトンネルの中にいるような
深い絶望感に包まれていました。
そんな時、
偶然手に取ったのが「ベルガモット」の精油でした。
香りを嗅いだ瞬間、
ガチガチに固まっていた心と身体がふっと緩み、
涙が溢れそうになったのです。
「そっか、私はずっと立ち止まる方法を知らなかったんだ」
それは、忙しさの中で後回しにしてきた
「自分を大切にする時間」を取り戻した瞬間でした。

「治す」のではなく「気づく」ためのツール
正直に言うと、
最初はアロマに対して半信半疑でした。
医師として、科学的な根拠(エビデンス)を
何より大切にしてきたからです。
しかし学ぶ中で、一つの大きな気づきがありました。
アロマは不調を「治す薬」ではなく、
「自分の状態に気づくためのツール」なのだと。
月経、妊娠、出産、更年期。
ライフステージで変化する女性の体には、
「病院に行くほどではないけれど、つらい」
という不調がたくさんあります。
医療現場ではどうしても
「治療が必要かどうか」が優先されますが、
その手前で我慢している女性たちにこそ、
香りを通じたセルフケアが必要だと確信しました。
Re:Scent(リセント)という名前に込めた意味
屋号には、2つの願いを込めています。
1. Re-Scent(再び、香りに出会う)
考えすぎて疲れた心に、香りは静かに寄り添います。
香りと出会うことで、立ち止まって自分を労る時間を思い出してほしい。
2. Re-Sense(再び、自分の感覚を取り戻す)
理屈よりも先に「感覚」に働きかける香りの力で、
置き去りにしてしまった「本来の自分」や「心の声」を取り戻してほしい。
Re:Scentは、医療の代わりでも、答えを与えるものでもありません。
ただ、立ち止まり、呼吸をして、「本来の自分に、還る」。
そのための場所でありたいと願っています。
私たちが大切にしていること
Re:Scentができること
- クリニックでのアロマカウンセリング(自由診療)
医師としてお話を伺いながら、今のあなたに必要な香りを提案します。
- 「自分を知る」アロマワークショップ
香りを通して深層心理に触れるワークショップです。
- 医療・教育・企業向けセルフケア研修
働く女性や支援職の方々へ、セルフケアの技術を伝えます。
Re:Scentがやらないこと
アロマは医療行為ではないため、
私たちは不調を「治します」とは言いません。
また、医療や薬を否定することもしません。
医療が必要なときには、適切な医療を。
その上で、
「自分を大切にする感覚」を思い出すサポーターとして、
皆様に寄り添います。
